ハヤシの視点「かんばん差し」の改良

世界のトヨタの代名詞である「トヨタ生産方式」の象徴である「かんばん」をさらに陰で支えているのが私どもの自慢の商品「かんばんケース」そして「かんばん差し」。
その「のり付き(タック付き)かんばん差し」のカイゼンによって生まれたのが 今回紹介する「軟質塩ビタック付きかんばん差し」です。

ある日、あるお客様より「はがれにくいかんばん差しが欲しい」とご相談を受けました
従来のかんばん差しは のり引きのしやすいため硬質塩ビにのりが引かれているものが多かった。
しかし プラスティックコンテナやスチールコンテナなどの固い壁面に貼るとと反発しあって剝がれやすくなるという問題点があった。

そんな「困った」に対して、当時難易度が高いと言われていた 軟質の塩ビにのりを引くことにチャレンジし、試行錯誤を繰り返した結果ついに その調整・コントロールに成功し高速生産できるようになりました。
それによって お客様の様々なシチュエーションに応じた きめの細かい最良の提案ができるようになりました。
お客様の「困った」に「待った」をかけた瞬間でした。

「こだわりに寄り添うモノづくり」製造現場でのさまざまな困りごとを、もっと効率よく、もっと確実に、もっと早く、もっと安く・・・・。
そんな課題の解決にトコトン寄り添って モノづくりの現場に改善提案をし続ける。それが 私ども「ハヤシ商店」なのです。