ハヤシの視点「1年間を振り返って」

今回は 、移転事業を終えてから1年経過、この1年間を振り返ってみたいと思います。

50年間慣れ親しんだ元の生産拠点が手狭になり、ハヤシが当地に本社及び本社工場を移転して1年が経過しました。
当初は不慣れでいくつか小さな困惑もあったのですが、現状は新工場にもすっかり慣れて、営業活動も軌道に乗っております。

当地に移ってから、売上も継続的に増加し、正社員数、機械設備台数も大幅に増えました。
製造業界・物流業界・様々な業界の不況が叫ばれる現在の経済環境ではございますが、当社が継続的な発展を遂げてゆけているのは、ひとえにこのメルマガをお読み下さっているお客様、仕入れ先様各位の御贔屓の賜物です。この場を頂戴して、厚く御礼を申し上げます。

また、このメルマガに関しても、顔を合わせたお客様方から「読んでいるよ」「面白かったよ」との温かいお声がけをいただくことも多く、大変光栄であり、また感謝を覚える昨今です。

まだまだ先の見えにくい景気状況ではございますが、ハヤシはこの先の1年間も、どうにか更なる発展を実現できるよう、喘ぎながらも邁進する所存でございます。
これからも変わらぬお引き回しのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、前回まで5回にわたって当社の主力商品であるかんばんケースの改善事例について紹介させていただきました。
次回からは、もう一つの主力であるかんばん差しについて紹介していきたいと考えております。
このシリーズは長くなると思います。なぜなら、お客様の抱える課題に対してお客様と共に改善した事例が非常に多いからです。

改善のパターンはいろいろですが、大きく分けて3通りです。
それは、
①ほとんどのユーザー様が共通に抱えてみえる困りごと、つまりたくさんの皆様にとってお役に立つ内容で課題を解決した事例(川下ニーズに共通の課題解決)と、

②一人ひとりのお客様がそれぞれの理由で困っておられる課題に関して解決した事例(個別のニーズへの課題解決)があり、

③個別の事例に関する関する取り組みが川下ニーズ全体へ敷衍した事例であったりします。

それぞれに、ハヤシの視点による改善のドラマやワクワクのポイントがございます。
どうぞお楽しみにしてください!